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<<   作成日時 : 2013/03/25 00:25  

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外資系コンサルのスライド作成術―図解表現23のテクニック
東洋経済新報社
2012-12-17
山口 周

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コンサル出身の方が語る本が多くある中で、周りの友人が薦めていたこともあって一読した本。スライド作成の基礎に触れた後にグラフとチャートという区別で様々なケースを想定したデータの提示方法を示した後、上級者向けにそれを発展させる構成になっている。

1.スライド作成の基本
「1スライドにつき1メッセージ」といったように特にサプライズな内容は無い。ただ、「提示したデータからポジションを取る」ことと、「出所明記」の2点の重要さを再確認した。後者は説明不要なので前者について少々。
単にデータから読み取れるファクトを当該スライドのメッセージにするのではなく、そのファクトを自分はどう解釈したかのポジション取りが重要だと筆者は強調している。分析のための分析に対する非難はよく知られているが、それを避けるためにも効果的な方法だろう。
ただ、本書の中で出てくる多くのスライド例の半分くらいはデータが示しているファクトをそのスライドのメッセージとして記載しているようだ。大切なことは、パッケージ全体としてストーリーが導かれるように全部のグラフではないにせよ自分の主張を適宜織り交ぜることが必要なのだろうと解釈した。

2.グラフ作成法
3.チャート作成法
データをビジュアル化したものを「グラフ」、概念や関係をビジュアル化したものを「チャート」と区分けし、それぞれについてケースに応じた適切な表現方法を紹介している。非常にわかりやすいのだが、実際に手を動かす状況でないとなかなか頭に入って来ないので、このパートはいざ実務でスライドを作成する時に参照した方が効果ははるかに高いだろう。
特にスライド作成の目的無しに勉強的意味合いで読んだ今回、強いて印象に残った部分を挙げれば矢印活用の注意点だろうか。皆がよく使う分落とし穴も多くあり、自分自身にとっても教訓になった。

4.スライドをシンプルにする方法
こちらも具体例を使ってよく説明されているので、実践と並行して読むとよい教科書になるだろう。特に、相手の主張への賛同・否定、サプライズか否か、の2×2のマトリックスを切ってそれぞれで情報量がどれくらい必要なのかを網羅的にまとめている説明は新鮮だった。

5.実践問題
こちらについては割愛。


まとめ
スライドについての教科書だったが、読み終えての感想は「スライド作成はあくまでプレゼン作成作業の1部分に過ぎないことの再認識」だった。全体のストーリー構築とそれをサポートするデータの抽出がまず第一にあり、スライドはそれらを各パートに区切るという位置づけに過ぎない。また、必要情報を網羅し不必要な情報を削るためにも、プレゼンの聴き手が既に保持している情報・解釈の把握も欠かせない。

あ、あとはコンサルとして名前を出しているのにところどころに誤植があるのは残念というかウケ狙い?というか。。苦笑

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