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zoom RSS 欧米人よりも日本人の方が実はリスク嗜好?

<<   作成日時 : 2011/10/31 23:56   >>

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欧米人よりも日本人の方が実はリスク嗜好なんじゃないか?と問題提起している記事。
-Japanese investors- Mrs Watanopportunity

日本は個人資産が1,500兆もあって、でもそのうち株式等のリスクアセットに振り分けられているのはわずか数パーセントで、アメリカは3割くらいがリスクアセットに流れて・・(ry といううたい文句は日経新聞購読者であれば金融畑に疎くても聞いたことのあるフレーズかも知れない。この”一般論”に対してEconomistが掲題のようなcounter-intuitiveをぶつけている根拠は、区分けはMECEじゃないのだが、具体例ベースで以下の3つ。

一つめ、金融規制緩和が実際に実を結ぶのには時間がかかること。規制緩和の法改正と実際にマーケットが活発化するまでにタイムラグはアメリカとイギリスでは約20年近くあるのを引き合いに、「日本マーケットもまだまだこれから活発になる!」という理屈。まあ、先のことはどうなるか知らないけど、あながち間違いじゃないかもね。

次。増え続ける日本の財政赤字も何のそのという盲目的勢いでJGB(日本国債)を買いまくってた投資家層の一部が、今年の震災以降、日本リスクあるいは震災リスクを認識するようになって海外への資産投資を活発かさせているという事実。データが掲載されていないので何ともコメントできないが、感覚的には理解できる。

最後、ブラジルの鉱山株のようなニッチアセットのウケがいいとのこと。まあ、良く読むと毎月分配金が入ってくるブラジルレアル建のファンドが売れているというのが根拠らしい。それは大いに結構なのだが、記事の以下の2文が本質を表していると思う。
"But many fret that these funds have the potential to magnify losses as well as amplify gains."
"Asset managers suspect that plenty of investors do not fully understand this, and will be furious when they find out."
つまり、どんなメリットがあって、どんなリターンがあるのかを理解した上で買うことが必須ということですね。この辺は過去エントリーの繰り返しなのでこちらをどうぞ。
流行りの高分配金投信に絡めて徒然 2011/09/01

この”リスク−リターン”の認識を一般投資家へ地道に広めることは、少なくとも日本では金融の発展に欠かせない広報活動だ。理由はこちらの過去エントリーを。
有価証券販売業の憂い 2010/09/28
P.S.こないだロンドンに行った時にエミレーツスタジアムでチャンピオンズリーグのアーセナル戦を見てきた。正規ルートは会員しか買えないのでさや抜かれているのを承知で一枚200ポンドでセカンドハンドで購入、そして送られてきたチケットの額面価格が38ポンドだった。ホント、金融機関の手数料なんて可愛いもんだよね 苦笑 (ry

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