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zoom RSS 傍観者になるな、野次馬になれ

<<   作成日時 : 2011/10/30 11:11   >>

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"空気"を読まなかった日本ハム
今年のプロ野球ドラフト会議、巨人と相思相愛で単独指名は確実かと思われた菅野投手の交渉権を、何と日本ハムが獲得したとは驚きだった。ドラフトという仕組みの上では選手獲得希望球団はどこでも手を上げることができるにも関らず、巨人のメディア戦略なのか、すでに「巨人が菅野を単独使命」という空気が醸成されていた。(野球協約上は選手がドラフト前に希望球団を明示することはできないので。)去年の沢村もそうだったけど、やっぱり巨人が裏でパワーを持っているのは変わらないんだなーと傍から見てて思っていた。

その状況の中での、日本ハムの「菅野指名」には本当に頭が下がる。戦力均衡化が目的のドラフトで空気を読んでしまったら、それこそドラフトの意味が無くなってしまう。私は1プロ野球ファンとして今回の英断を賞賛し、一部ネガティブキャンペーンを張る巨人関係者を抹殺して勇気ある行動をとった日本ハムをサポートしたい。そして来年以降、もっと多くの球団が「空気を読む」ことなく本当に彼ら自身の意思で選手選択ができるように願っている。「選手の意思」を尊重するのであればドラフトの制度自体を見直す議論をするべきであって、ね。(以下省略)

って、こんなのよく考えたら当たり前のことなんだけどね。でも傍から見るとそんな”当たり前”のことが通じない道理がこの世界には色々蔓延っていて、そこに立ち向かう人は並々ならぬ困難にさらされる。そんな時、私は一人の傍観者ではなく、一人の野次馬としてその立ち向かった人をサポートする世論を形成する一人にでありたい。

(余談だが、菅野選手は是非日本ハムに行くべきだと思う。こんな逆境下でもあえて指名してくれた球団である、ドラフト1位だろうがなんだろうが使えなければ数年でクビになるこの世界で、本当に自分のこと必要としてくれている球団に行くことは、理にかなった話だと思う。また、語弊を承知で言うが、”就職前の希望”なんていうのは、実は本質的にはその通りにならなくたってあまり大したことはない、ましてや同じプロ野球選手なのだから。)

"空気"に立ち向かった雇われ社長
渦中のオリンパスの過去の取引について説明を迫った前社長のMichael Woodford氏にしても然り。

日系or外資に関係なく、会社という組織の中において上に物申すというのはどれくらい心理的負担が大きいか、実際に大企業でサラリーマン経験がある方には説明するまでもないだろう。且つ、(外資系務めの私がこんなことを言うと”上から目線”になるのは百も承知だが)大企業の平社員だったら上に異を唱えても最悪ケースでせいぜい左遷くらいだが、役員クラスや外資系あるいはベンチャーでそれをやることは最悪の場合”クビ”のリスクがある。(もちろん、下から言われた意見に対して真摯に耳を傾けてくれる人もたくさんいるんだけどね。)

(これまた余談だが、日系大企業に入った若手には「違和感を感じたら相手に対する敬意は忘れない程度に)どんどん上に文句を言え、クビになるわけでもないんだから」とアドバイスしている。また、先日会社であった新卒説明会で「外資系金融で活躍するには?」とコメントを求められた時も「仮にもしクビになっても自分ならすぐ他で雇ってもらえる!、くらい思えるように、自分の中に経営者意識を持って仕事に励んで下さい」と言った。少々後から人事部の人に心配されたけど 笑)

おそらく、世に数多とある企業の中でWoodford氏と同じようにちょっと上に対して違和感を持っている人は少なくないだろう。その状況で、陰口等に走らず、堂々と正面からアクションをとった同氏の行動は本当に尊敬に値する。外国人とかではなく、一人の人間として。

I strongly would like to appreciate the brave action by Mr Woodford.

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